理系のパパの奮闘記

いろんな「育てる」を実際の場面を交え、発信します!

家族の春休み体験

  だいぶ暖かくなりましたね。少し体を動かすと汗をかくようになりました。急な気温の変化に体が慣れず、体調を崩しやすいので、気をつけないといけませんね。

 

  春休みに妻と子供たちが田舎に帰りました。久しぶりの妻の方のおじいちゃんとおばあちゃんと会って、学校や習い事などたくさん話をしたようです。また庭の畑で野菜を収穫したり、海に行って裸足で砂遊びをしたり、お弁当を持って公園でお花見をしたり。自然も満喫できたようです。普段とは違う環境で、五感を働かせると子供たちの成長スピードが格段に上がることを実感します。

 

  帰省中、妻が子供たちの様子を写真や動画で送ってくれました。行きの空港での写真。子供たちが幼かった頃は窓にしがみついて外の飛行機や整備用車両を一生懸命見てる姿を撮っていましたが、今は二人とも自分のリュックを背負い、飛行機を背景にしてカメラ目線でポーズを決めてくれます。変顔ポーズですが。。。陽気さが伝わってくるのでよしとしています。

 

  庭の畑で長くて太い大根を引っこ抜いた動画がありました。下の子が「自分では抜けなくて、お兄ちゃんと一緒に抜こうとしたけど抜けなくて、じいじを呼んで引っ張ったら抜けた。」と教えてくれました。寝る前によく読んでた「おおきなかぶ」みたいですね。でも「かぶは嫌い」とはっきり主張します。

 

 

  近くの海岸で裸足で遊んでいる動画。まだ海の水は冷たかったと思いますが、気にせず膝の高さまで足をつけ、走り回りはしゃいでいました。去年の夏に初めて海に入った時は、二人とも怖がってなかなか入ろうとしませんでしたが、海に入って遊ぶことが楽しいと思えるようになってくれて良かったです。時間はかかりますが、繰り返し根気強く子供たちのペースに合わせて経験を積むのが大事だと改めて実感します。

 

  妻と子供がいない間は、帰宅すると家が静かで冷たく感じましたが、妻と子供たちが帰ってきた日は玄関の扉を開けるなり、騒がしいほどの声と熱気で迎えてくれました。こんなにも騒がしかったかな。。。下の子がパパにも見せたいと言って、海岸で拾ったいろんな模様、形の貝殻を見せてくれました。上の子はもちろん、下の子も思い出をきちんとお話しできるようになり、嬉しかったです。その夜は田舎での思い出話で盛り上がりました。

スキー体験記:家族で楽しむ冬のアクティビティ

  年度変わりの時期は行事が多く忙しいですね。「書く」時間がとれず、しばらく間が空いてしまいました。新年度の週末の予定も決まり、これからは午後から夕方までが情報を発信できる時間になります。

 

  この冬2回目のスキーに行きました。今回は数日前に決めたので、日帰りの強行スケジュールでした。妻が家族皆で上手くなって一緒に滑れるようになりたいと言うので、もう一度スクールで習うことにしました。日が昇る前の早朝に自宅を出て、午前にスキー場に着きました。準備を済ませ、スクールのコーチが待つ場所に到着。コーチに家族の今のレベルを伝えると、最初からリフトに乗り、実際のコースを滑りながら教えてもらうことになりました。リフトに乗っている間、子供たちは静かで不安そうな表情をしていました。子供たちを安心させようと、「パパもママも習うから一緒にいるよ。この前たくさん練習して滑れるようになったし、大丈夫だよ。」と声をかけました。子供たちが繋がりを感じられるよう、声かけを大事にしています。

 

  リフトからの降り方を覚えていたようで、降り場の手前でスキーの先を少しあげ、降り場で立ち上がりリフトに押されるがままに、滑っていきました。数秒ですが、出来たことで安心し、自信を持ったようです。コーチは「まずハの字で滑ってみましょう」と言い、コーチの後ろについて滑りました。家族みんなコーチから離れず着いていくことができました。一番後ろを滑っていた私は、既に家族で同じスポーツを楽しんでいる幸せを感じていました。そんなに?と思われるかもしれませんが。。。

 

  家族のレベルを確認したコーチは「では曲がりながら滑ってみましょう。」重心の移動で自然と曲がる感覚を摑むよう教わります。上の子はコーチに教えられた通り、斜面に向かって体が並行になるまで大きく曲がりながら、転ばないよう慎重にゆっくり滑る。下の子は教えられた通りやってみますが、もっとスピードを上げて滑りたいらしく結局直滑降で下る。学ぶ過程で子供たちの性格が現れますね。目標は家族でスキーを楽しむこと。上手くなる方法はそれぞれ違っていいと思っています。

 

  レッスンは半日でしたが、リフトに乗りいろんなコースを滑りました。多少傾斜が急なコースも滑れるようになりました。基礎をしっかり学ぶのは重要ですね。既に3時間滑り、子供たちは「お腹が空いた〜」と言うので、レストランでゆっくり昼食をとりました。二人ともよく食べました。私は既に疲れを感じていたので、子供たちは午後も滑れるかなと思いました。前回のようにそりで遊びたいと言うことも想定して、子供たちの意志を尊重する心の準備をしました。ですが、余計な心配でしたね。

 

  「次はあのコースに行きたい!」二人とも滑る気がまだまだありました。午後からは雪が強く降り視界が悪くなりましたが、気にせず再び滑りました。子供たちはスキーが楽しいと徐々に感じるようなっていました。4人乗りリフトに家族一緒に乗ることもできました。乗るまでドキドキしましたが、皆転ばず自然と乗れました。リフトでゲレンデの真っ白な景色見ながら会話出来たのはこの日の一番の思い出です。

 

  下の子が先頭で、次に私、上の子、妻の順に滑りました。上の子は時々妻のことを気にかけ後ろを確認しながら、ゆっくり滑っていました。幼い時から気遣いができる優しい子です。下の子は「プシューっと滑りたい!」と言い、振り向きもせず、ほぼ直線で猛スピードで滑っていました。次に乗るリフトの乗り場に一番に着きたいようでした。相変わらずの負けず嫌いです。私が下の子を見ていましたが、着いていくのがとても大変でしたね。。。

 

  日も暮れた頃には私も妻もヘトヘトでしたが、子供たちは「まだまだ滑りたい!」と。ナイターで滑れるコースがあり、子供たちが満足できるようリフトが止まるまで家族で滑りました。目標は十分すぎるほど達成できましたね。

 

  予想通り、帰りは車に乗ったら子供たちはすぐ寝ました。ドライブの時間は妻との貴重な会話の時間で、仕事や子育て、将来のことなど話すのですが、気づいたら妻も寝ていました。コンビニで買ったホットコーヒーを飲みながら、ゆっくりドライブを楽しみ家に向かいました。

 

  

 

  

スキーでの学び

  先週は雨風が強く嵐のような天気でしたが、週末になると良い天気で暖かくなりましたね。溜まっていた洗濯物をようやく洗えてスッキリした気分です。

 

  この冬、家族で初めてスキーを楽しみました。私は子供の頃に毎年親に連れて行ってもらったので、ある程度滑れます。子供の頃を思い出し、妻と子供に教えようと思いました。でも妻から「スクールで教えてもらった方がいいんじゃない?」言われ、久しぶりに3人を教えるのは大変だなと思いました。また私も基礎を学び直す良い機会だと思い、費用はかかりましたがプライベートレッスンを受けることにしました。結果、妻も子供もスキーができるようになり、家族で一緒に楽しめるスポーツができ、妻に感謝ですね。

 

  子供たちは彼らなりのペースで上達しました。私が子供の頃はいきなりリフトに乗り、山の上に連れて行かれ、滑るしかない状況になり、親が滑るのを真似していました。それでスキーができるようになったのですが、それはあくまでも上達するための一つの方法ですね。

 

  初日到着してすぐにウェアとスキーのセットを借りましたが、子供たちには早かったようです。雪を丸めて雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、新雪に大の字になって寝転んでみたり、雪に慣れるところからでした。しばらくするとゲレンデのキッズパークに行きたいと言いました。いろんな種類のそりを使い、滑って転んでを繰り返しました。子供たちなりに徐々に滑ることの恐怖心を無くそうとしたのだと思います。

 

  2日目の午前にプライベートレッスンを受けました。スキーの履き方、スキーを履いて前へ進むことをコーチに教わりました。上の子はこけないように慎重に。下の子は感覚で先生がやっていることをうまく体で表現しました。二人とも共通だったのは、負けず嫌いなところ。うまくいかないと苛立ったり、悔しくて涙を流したり。感情が溢れそうになりながら、一生懸命トライしました。二人ともえらかったね。一通り教わったところでリフトに乗って、山の上へ。傾斜のなだらかなコースで私にとっては滑りやすかったですが、妻と子供たちには怖かったようです。先生の後ろをゆっくりとスキーをハの字にして滑っていました。上の子は先生の言うことに終始従順に。下の子は慣れてくると、一人列から外れ先に行ってしまいそうでした。。。

 

  レッスンが終わり昼食を取ると、緊張がほぐれたのか子供たちは安堵するとともに少し疲れた顔をしていました。午後からまたリフトに乗って皆で滑りたいなと思いましたが、子供たちはまたキッズパークへ行き、そりを楽しみました。親の思うようにはいかないですね。。。しばらくすると上の子がキッズパークの横の斜面で一人でスキーの練習を初めました。スキーが履けなかったり、転んで起き上がれなかったり、その度に近くに言って、「大丈夫。うまくなってるよ。」と励まし、手を差し伸べサポートしました。下の子は疲れていたのか、そりでも転んでばかり。怒りを爆発させ、雪の上で手足をバタバタして泣きました。抱き上げると、涙を流しながらすぐに寝てしまいました。

 

  最後の日の朝、私と妻で「リフトに乗って上から滑って降りてこようよ」と提案しましたが、子供たちは気が乗らない様子。何度か勧めましたが「嫌だ!」と言ってリフトに乗ろうとしませんでした。子供たちにはまだまだ恐怖心があったのでしょう。結局、キッズパークでそりで遊びました。今回はもうスキーはやらないかなと思っていると、上の子がキッズパークの横で再びスキーの練習をしました。下の子も上の子がやるのを見て、同じように練習を初めました。リフトに乗って上から滑ってくるのではなくて、ここで練習したかったんだね。何回もスキーを脱いで、自分の足で上に登って、またスキーを履いて降りてくる。それを半日繰り返していました。その時間が子供たちには、恐怖心を楽しみに変え、自信をもつ大事な時間だったと思います。親の希望ではなく、子供たちのペースに合わせる。そんな心の余裕が必要だなと思いました。

 

  帰り車に乗るとすぐに子供たちは寝ました。もっと子供たちとスキーをしたかったけど、子供たちは頑張っていたよね。妻とそんな話をしながら、家に帰りました。  

 

  

お買い物で算数のお勉強

  週末に子供たちを連れてスーパーに行くのですが、予算を決めてお菓子を選ぶようにしています。「150円までで自分の好きなお菓子を選んでいいよ。」と言うと、最初は最も好きなお菓子を一つだけ選んでいました。子供たちは、自ら選ぶことを実感できて良いことだと思っています。

  ところが、同じことを続けるうちに、子供たちは予算ギリギリになるまで好きなお菓子を複数選ぶようになりました。その時に食べたいと思ったものだけを直感で選ぶのではなく、いろいろなお菓子を値札を見ながら自分が食べたいと思うものを複数選ぶ、直感に加え理性を働かせるようになりました。複数個買った時いくらになるか、お菓子売り場で話し合っています。計算しているのでしょう。選んだら、これでいくら余るはずと教えてくれるようになりました。私がお会計を済ませてレシートをもらうと、子供たちは「見せて!」と言って私からレシートを奪い取り、計算の答え合わせをしています。お買い物が算数の勉強になっていることを期待しています。子供たちは買ったお菓子を大事そうにビニール袋に入れ、自転車のカゴに入れて帰りました。家に買えると数日間お菓子が食べられるよう、その日に食べるものを決めていました。

  先日は私がスーパーを一周し選び終わっても、まだお菓子売り場で話し合っていました(笑)今度は時間を制限して選ぶことを教えたいと思います。

おじいちゃん、おばあちゃんとの時間

  子供は普段会わない人と会うと大きく成長すると実感しますね。先々週からパパ方のおじいちゃんとおばあちゃんが久しぶりに家に来ました。タイミング悪く、子供たちが風邪をひいてしまったので、お出かけはできなかったのですが、子供たちは家で学校や習い事でやっていることをおじいちゃんとおばあちゃんに披露しました。逆立ちや跳び箱など体操や、柔らかいボールを使ってサッカーの練習を子供たちがすると、おじいちゃんとおばあちゃんは拍手して「もっと見せて!」と言ってくれました。子供たちはいい気分になったようで、さらに見せてくれました。

  また子供たちの部屋で小さな音楽会を開きました。子供たちがピアノやギターを演奏すると、おじいちゃんとおばあちゃんは携帯電話を子供たちに向け、嬉しそうに動画をとっていました。子供たちは最初は恥ずかしそうで緊張もしていたせいか、うまく出来ないことがありました。でも、おじいちゃんとおばあちゃんはあたたかく見守ってくれたので、子供たちは安心できいっぱい演奏して、さらに自信をつけることができたようです。

  おじいちゃんとおばあちゃんが帰る時、子供たちは静かで寂しそうな表情をしていました。おじいちゃんとおばあちゃんの姿が見えなくなるまでバイバイしていました。また新緑の季節におじいちゃんとおばあちゃんに子供の成長する姿を見せたいと思いました。

居場所

友達とトラブルになったり、いる環境に馴染めない時、他の居場所があるのは子供の心の安定に良いことだと思う。学校以外に家はもちろん、スポーツクラブで一緒にプレーする友達と切磋琢磨したり、音楽教室で演奏に集中したり。習い事で楽しそうに過ごす姿から、自分にはここがあると安心できているように見える。

人との接し方も大切。親身になって悩みごとを聞いてくれる人や逆に黙って一緒にいていい人もいるって大事。その時に応じて子供に自己肯定感がもてるようサポートしていきたい。

 

一緒に楽しむ

日課になっている寝る前の読み聞かせ。最近買った本に早口言葉が載っていた。初めはうまく言えなかったけどいっぱい練習して、どれくらい早く言えるかを競うようになった。親も混じっての早口言葉大会。白熱。

こうやって子供と一つのことを一緒に楽しむ時間がまた子供の成長に繋がる。これからも子供とたくさんのことを経験して子供が成長する機会を作っていきたい。